「お孫さんにモンテッソーリの教具を作ってあげたいけれど、何をどう用意すればいいのかわからない」と感じていませんか。
最近は、セリアの布を使って教具を手作りする家庭が増えていると聞きます。
とはいえ、モンテッソーリと聞くと、なんだか難しそうで手を出しにくいものですよね。
裁縫は得意じゃないし、どんな布を選べばいいのかもピンとこない、という方も多いのではないでしょうか。
実は、セリアの布で作れるモンテッソーリ教具は、雑巾がけや布たたみといった身近な「生活のおしごと」が中心です。
特別な道具や難しい技術はほとんどいらず、布を子どもの手に合う大きさに整えたり、目印を付けたりするだけで作れるものもあります。
この記事では、セリアで材料を探すときの売り場の回り方から、子どもの手に合う布の選び方、拭く・絞る・たたむ教具や指先を使う教具の作り方までを、順番にわかりやすく紹介します。
あわせて、子どもへの渡し方や、手作り教具を安心して使い続けるための注意点もお伝えします。
読み終わるころには、「これなら自分にも作れそうだ」と思えるはずですので、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事でわかること
- セリアの布で作れるモンテッソーリ教具の種類と、材料を探す売り場
- 素材・大きさ・厚さから考える、子どもの手に合う布の選び方
- 拭く・絞る・たたむ教具や、フェルト・面ファスナーを使った指先の教具の作り方
- お手本の見せ方と、部品の外れや水濡れに気をつけた管理のコツ
セリアの布で作れるモンテッソーリ教具は身近な生活のおしごとが中心

セリアの布で作れるモンテッソーリ教具は、雑巾がけや布たたみといった「生活のおしごと」が中心です。
そのほかにも、フェルトを使った形合わせや、ボタン・ひもを使った指先遊びの教具も手軽に作れます。
どれも特別な道具は使わず、身近な材料でできるのが魅力です。
そもそもモンテッソーリ教育では、子どもが日常の動作を自分でやってみることを大切にしています。
大人にとっては何気ない「拭く」「たたむ」「留める」といった動きも、小さな子どもにとっては立派な挑戦です。
こうした動きを練習するのに、布はとても相性のよい素材です。
やわらかくて扱いやすく、落としても割れないので、子どもが安心して何度もくり返せるからです。
まずは、セリアの布で作れる教具をおおまかに3つに分けて見てみましょう。
| 教具の種類 | 主な動き | 使う布のイメージ |
|---|---|---|
| 生活教具 | 拭く・絞る・たたむ | ふきん、タオル、小さめの雑巾 |
| フェルト教具 | 貼る・はがす・形を合わせる | フェルト、面ファスナー |
| 指先遊びの教具 | 引っ張る・ボタンを留める | 端切れ、フェルト、ボタン付きの布 |
ここからは、それぞれの教具がどんなものなのかを順番に紹介します。
具体的な作り方は後のセクションで解説するので、ここでは「どんな教具が作れるのか」をつかんでおいてください。
雑巾がけや布たたみを体験できる生活教具
セリアの布で一番作りやすいのが、毎日の暮らしにつながる生活教具です。
代表的なのは、テーブルを拭く、こぼした水を拭き取る、洗濯物のように布をたたむといったおしごとです。
「それって教具なの?」と思う方もいるかもしれません。
実はモンテッソーリ教育では、こうした家事の動きを「日常生活の練習」と呼び、大切な活動のひとつとしています。
大人用の雑巾やふきんは、子どもの手には大きすぎて扱いにくいことがあります。
そこで、子どもの手に合う大きさの布を用意するだけで、立派な教具になるのです。
たとえば、次のようなおしごとが考えられます。
- 小さな雑巾でテーブルや床を拭く
- ぬれたふきんを両手で絞る
- ハンカチやタオルを半分、さらに半分とたたむ
- 布に縫い目や線をつけて、そこに沿ってたたむ
どれも家の中ですぐに始められて、終わったあとに「きれいになった」「きちんとたためた」と結果が目に見えるのがよいところです。
自分の手で何かを整えられた経験は、子どもにとって大きな自信につながりやすいでしょう。
貼る・はがす・形を合わせるフェルト教具
フェルトを使った教具も、セリアの材料で作りやすいもののひとつです。
フェルトは切っても端がほつれにくいので、はさみで形を切り抜くだけで使えるのが便利なところです。
面ファスナーと組み合わせれば、「貼る」「はがす」という動きを楽しめる教具になります。
作れる教具の例としては、次のようなものがあります。
- 丸や三角、四角などの形を同じ形の枠に合わせる型はめ
- 同じ色同士を重ねる色合わせ
- フェルトの果物や野菜を台紙に貼ったりはがしたりする遊び
- 顔のパーツを貼って表情を作る遊び
面ファスナーをはがすときの「ベリッ」という手ごたえは、子どもにとって楽しい感覚のようです。
また、形や色を見比べながら合わせる動きは、よく見て考える経験にもなります。
フェルトは色の種類が多いので、子どもの好きな色を選んで作れるのもうれしいポイントです。
引っ張る・ボタンを留める指先遊びの教具
もうひとつは、指先を細かく動かす教具です。
布にひもやリボンを通して引っ張ったり、ボタンを留めたり外したりするものがこれにあたります。
モンテッソーリ教育には、服のボタンやファスナーを練習するための「着衣枠」という教具があります。
これを家庭向けに簡単にしたものなら、布とボタンで手作りできます。
指先遊びの教具には、たとえば次のようなものがあります。
- 大きめのボタンを布の穴に通して留める練習
- フェルトの輪っかをボタンに引っかけてつなげる遊び
- 布の穴から出ているひもを引っ張り出す遊び
- スナップボタンをパチンと留めたり外したりする練習
ボタンを留める動きは、大人が思う以上に指先の力と細かい調整が必要です。
最初は大きなボタンから始めて、慣れてきたら少しずつ小さくしていくと、子どもも無理なく取り組めます。
ただし、ボタンなどの小さな部品は口に入れてしまうこともあるので、使うときは必ず大人がそばで見守ることが大切です。
このように、セリアの布でできる教具は、暮らしの動きから指先の練習まで幅広くそろいます。
子どもの年齢や興味に合わせて、取り組みやすそうなものから試してみてください。
セリアでは手芸用品や掃除用品の売り場から材料を探す

セリアで布教具の材料を探すときは、「手芸用品」と「掃除用品・台所用品」の2つの売り場を回るのが近道です。
フェルトや端切れは手芸用品売り場に、布巾や雑巾は掃除用品や台所用品の売り場に並んでいることが多いからです。
この2か所を押さえておけば、作りたい教具の材料はひと通りそろいます。
セリアは売り場が広く、品数もとても多いお店です。
なんとなく店内を歩いていると、どこに何があるのか迷ってしまうこともあります。
まずは、どの売り場で何が見つかりやすいのかを、ざっくり確認しておきましょう。
| 売り場 | 見つかりやすい材料 | 向いている教具 |
|---|---|---|
| 手芸用品売り場 | フェルト、端切れ、ボタン、面ファスナー、ひも、リボン | 指先を使う遊び、形合わせ |
| 掃除用品売り場 | 雑巾、マイクロファイバークロス | 拭く・絞るおしごと |
| 台所用品売り場 | 布巾、ふきん、小さめのタオル | たたむ・拭くおしごと |
フェルトや端切れは手芸用品売り場で探す
フェルトや端切れは、手芸用品売り場の布コーナーに置かれていることがほとんどです。
フェルトは色ごとに分けて並んでいることが多く、明るい色から落ち着いた色まで選べます。
端切れは、柄の入った綿の布などが小さく切られた状態で売られています。
少しだけ布がほしいときに、大きな布を買わなくて済むのが便利なところです。
手芸用品売り場では、布と一緒に次のようなものも見ておくと、あとで探し回らずに済みます。
- 布用の接着剤やボンド
- 手縫い用の糸と針
- 布を切るためのハサミ
- ひもやリボン
縫い物に慣れていない人は、縫わずに貼れるタイプの接着剤があるかどうかも確認しておくと安心です。
布巾や雑巾は掃除用品・台所用品売り場で探す
拭いたり絞ったりする教具に使う布は、掃除用品や台所用品の売り場で見つかります。
雑巾は掃除用品売り場、布巾やふきんは台所用品売り場に置かれていることが多いです。
もともと「拭くための布」として作られているので、そのまま教具に使えるものも少なくありません。
ここで気をつけたいのは、大人向けの商品は子どもの手には大きすぎる場合があることです。
売り場で手に取ったときに、「子どもの手でつかめそうか」を想像しながら選ぶのがコツです。
また、ハンカチや小さめのタオルが衣類や雑貨の売り場に置かれていることもあります。
掃除用品売り場で気に入るものがなかったときは、ほかの売り場ものぞいてみてください。
面ファスナーやボタンも一緒にそろえる
指先を使う教具を作るなら、面ファスナーやボタンも同じ日にまとめて買っておくと手間が省けます。
どちらも手芸用品売り場の、布とは別の棚に並んでいることが多いです。
面ファスナーは、マジックテープのような「くっつけてはがす」テープのことです。
縫って付けるタイプと、裏にのりが付いていて貼るだけのタイプがあります。
ボタンは、大きさや色がいろいろ入ったセット商品が見つかることもあります。
買い物の前に、次のようなメモを作っておくと買い忘れを防げます。
- 作りたい教具を決める
- 必要な布の種類と枚数を書き出す
- ボタンや面ファスナーなどの部品を書き出す
- 接着剤や糸など、家にない道具を書き出す
材料が途中で足りなくなると、また買いに行く手間がかかります。
少し多めに用意しておくくらいがちょうどいいでしょう。
店舗や時期によって品ぞろえが異なる
セリアは、店舗の広さや時期によって置いてある商品が変わることがあります。
大きな店舗では手芸用品の種類が多く、小さな店舗では限られた商品しかない場合もあります。
また、季節ごとに入れ替わる商品や、売り切れたあとに入荷しない商品もあります。
前に買ったものと同じ布を探しても、見つからないことがあるのはこのためです。
探している材料が見当たらないときは、次のような方法を試してみてください。
- 店員さんに置き場所や取り扱いがあるかを聞いてみる
- 近くにある別の店舗にも足を運んでみる
- 気に入った布を見つけたら、予備も含めて多めに買っておく
思っていた材料がなくても、売り場を見ているうちに別の使えそうな布が見つかることもあります。
決めつけすぎず、宝探しのような気持ちで売り場を回ってみるのも、手作りの楽しさのひとつです。
子どもの手に合う布は素材・大きさ・厚さで選ぶ

モンテッソーリ教具に使う布は、「水をよく吸う素材」「小さな手で握れる大きさ」「扱いやすい薄さ」の3つを意識して選ぶのが基本です。
大人が使いやすい布が、子どもにとっても使いやすいとは限りません。
子どもが自分の力で最後までできるかどうかを基準に選ぶと、失敗が少なくなります。
吸水性を重視するなら綿やマイクロファイバーを選ぶ
拭く・絞るといったおしごとに使う布は、水をしっかり吸ってくれるかどうかがとても大切です。
水を吸いにくい布だと、何度拭いてもテーブルが濡れたままになり、子どもが「できた」という気持ちを味わいにくくなります。
セリアで見つけやすい素材の特徴を、簡単にまとめると次のとおりです。
| 素材 | 主な特徴 | 向いているおしごと |
|---|---|---|
| 綿 | 水をよく吸い、手ざわりがやわらかい。洗って繰り返し使いやすい | 拭く、絞る、たたむ |
| マイクロファイバー | 細かい繊維で水やほこりを取り込みやすい。乾きやすいものが多い | 拭く、絞る |
| フェルト | 形が崩れにくく、切っても端がほつれにくい | 指先を使う教具の部品 |
| ポリエステルなどの化学繊維 | 丈夫で色柄が豊富。水は吸いにくいものもある | たたむ練習、飾りや目印 |
はじめての一枚なら、綿の布が扱いやすくておすすめです。
マイクロファイバーは吸水性が高い反面、表面が手に引っかかるような感触のものもあるので、売り場で実際に触ってみると安心です。
小さな手でも握って絞れる大きさにする
大人用のぞうきんやタオルは、子どもの手には大きすぎることがよくあります。
布が大きいと、両手で持っても端が余ってしまい、うまく絞れません。
目安としては、子どもが両手で端を持ったときに、布がだらんと垂れすぎない大きさを選ぶとよいでしょう。
ハンドタオルやミニタオルくらいの大きさ、またはそれより少し小さめが扱いやすいと感じる家庭が多いようです。
大きさを選ぶときは、次のような点を確かめてみてください。
- 子どもの両手のひらに収まりやすいか
- 半分にたたんだときに、手でしっかり握れるか
- 拭くときに、布の端を踏んだり引きずったりしないか
ちょうどいい大きさが見つからない場合は、大きめの布を切って使う方法もあります。
お店で迷ったら、子どもの手の大きさを思い浮かべながら「少し小さいかな」と感じるくらいを選ぶと、失敗しにくくなります。
重ねても扱いやすい薄手の布から始める
厚い布はしっかりしていて丈夫ですが、子どもの力では絞るのが難しい場合があります。
また、たたむおしごとでも、厚い布は角がそろいにくく、きれいに重ねるのに苦労します。
そのため、最初は薄手の布から始めるのがおすすめです。
薄手の布なら、少ない力でも水を絞り出しやすく、たたんだときの形もわかりやすくなります。
厚さによる違いを整理すると、次のようになります。
| 布の厚さ | よいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 薄手 | 絞りやすい、たためる、乾きやすい | 水をたくさん含むと拭き残しが出やすい |
| 中くらい | 吸水性と扱いやすさのバランスがよい | 慣れないうちは絞りにくいことがある |
| 厚手 | 丈夫で水をたっぷり吸う | 子どもの力では絞りにくく、たたむのも難しい |
薄手の布に慣れてきたら、少しずつ厚みのある布に替えていくと、子どもも新しい挑戦として楽しめます。
年齢は目安にして子どもの様子に合わせる
「何歳ならこの布」というように、年齢だけで決める必要はありません。
同じ年齢でも、手の大きさや握る力、集中できる時間は子どもによって大きく違います。
大切なのは、目の前の子どもが布をどう扱っているかをよく見ることです。
次のような様子が見られたら、布を見直すきっかけにしてみてください。
- 絞ろうとしても水がほとんど出ない場合は、もっと薄い布や小さい布にする
- すぐに飽きてしまう場合は、好きな色や柄の布にしてみる
- 簡単にこなせるようになった場合は、少し大きい布や厚い布にする
うまくいかないときは、子どもの力不足ではなく、布が合っていないだけということもよくあります。
いくつかの布を用意して、子どもが自分から手に取りたくなるものを一緒に探していくと、おしごとの時間がもっと楽しくなるでしょう。
拭く・絞る・たたむ教具は布を整えるだけで簡単に作れる

拭く・絞る・たたむ教具は、セリアで買った布を子どもの手に合う大きさに切ったり、目印を付けたりするだけで作れます。
特別な道具や裁縫の技術はほとんど必要ありません。
大切なのは布そのものよりも、大きさ・置き場所・目印・水の量といった「使いやすさの工夫」です。
ここでは、それぞれの教具をどう整えればよいかを順番に見ていきます。
子ども用雑巾は手のひらに収まる大きさに仕上げる
子ども用の雑巾は、子どもが片手で持ったときに手のひらから大きくはみ出さないくらいを目安にすると扱いやすくなります。
大人用の雑巾をそのまま渡すと、布が余ってしまい、拭くときに力がうまく伝わりません。
作り方はとても簡単です。
- 子どもの手のひらを布の上に置き、ひと回り大きいくらいの大きさで印を付ける
- 布を印に沿って切る
- 切り口がほつれやすい布は、端を折って縫うか、ほつれ止めの液を塗る
- 二つ折りにして使う場合は、折った状態で手に収まるかを確かめる
縫うのが苦手な方は、ハンドタオルやおしぼりサイズのタオルを選ぶと、切らずにそのまま使えます。
端の処理がすでにされているので、ほつれの心配も少なくて済みます。
完成したら、一度子どもに持たせて机を拭いてもらい、手の動きと布がちゃんと一緒に動いているかを見てみてください。
台拭きは置き場所まで決めて使いやすくする
台拭きは、作って終わりではなく、いつも同じ場所に置いておくことで初めて子どもが自分で使える道具になります。
モンテッソーリの考え方では、子どもが「使いたい」と思ったときに自分で取りに行けることが大切にされています。
置き場所を決めるときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 子どもの手が届く高さにある
- テーブルや食事をする場所から近い
- 使い終わった後に戻す場所もはっきりしている
- 濡れた台拭きを干せる場所が近くにある
セリアの小さなトレーやかごに台拭きを入れ、決まった棚に置くだけでも「ここが台拭きの場所」とわかりやすくなります。
台拭きを置くトレーと、雑巾を置くトレーの色を変えておくと、子どもでも用途を見分けやすくなります。
家族みんなで同じルールを守ると、子どもも自然と「使ったら戻す」流れを覚えていきます。
布たたみ教具には折り目の目印を付ける
布たたみの教具は、どこで折ればよいかが目で見てわかるように目印を付けるのがポイントです。
大人には簡単な「半分に折る」という動きも、小さな子どもにとっては「どこが半分なのか」がわかりにくいものです。
目印の付け方には、いくつかの方法があります。
| 目印の付け方 | 特徴 |
|---|---|
| 布用ペンで線を引く | 手軽にできるが、洗濯で薄くなることがある |
| 刺しゅう糸で縫い線を入れる | 長持ちし、指でなぞっても位置がわかる |
| 角に色の違う布を縫い付ける | 角と角を合わせる練習に向いている |
最初は半分に折る線が1本だけの布から始めると、子どもも迷わずに取り組めます。
慣れてきたら、四つ折りや三角折りの線を足して、少しずつ難しくしていきましょう。
布は正方形のハンカチくらいの大きさが扱いやすく、張りのある綿の布を選ぶと折った形がきれいに残ります。
水を使うおしごとは少ない量から始める
絞る練習など水を使うおしごとは、ほんの少しの水から始めるのが成功のコツです。
最初からたっぷり水を入れると、床がびしょびしょになり、大人も子どもも疲れてしまいます。
はじめのうちは、小さなボウルに布がひたる程度の水を入れるくらいで十分です。
準備のときに、次のような工夫をしておくと後片付けが楽になります。
- ボウルの下にトレーやタオルを敷いておく
- 水を入れる容器に線を引き、「ここまで」と量をわかりやすくする
- こぼれた水を拭くための雑巾をそばに置いておく
水がこぼれたときも、叱るのではなく「拭いてみようか」と声をかければ、それも立派なおしごとになります。
うまく絞れるようになってきたら、少しずつ水の量を増やしていくとよいでしょう。
なお、水を使うときは、必ず大人がそばで見守るようにしてください。
少ない量の水でも、小さな子どもにとっては思わぬ事故につながることがあるためです。
フェルトや面ファスナーで指先を使う布教具を作る

セリアのフェルトや面ファスナーを使うと、貼る・はがす、形を合わせる、引っ張り出す、ボタンをかけるといった指先を使う教具が手作りできます。
どれも難しい裁縫の腕はいらず、切って貼る、少し縫うといった作業で形になります。
ポイントは、子どもの手の大きさや今できることに合わせて、やさしいものから用意することです。
ここでは、作りやすい4つの教具について、作り方のコツを順番に紹介します。
貼る・はがす教具は大きな形から始める
面ファスナーを使った貼る・はがす教具は、小さな子どもでも取り組みやすい入門向けのおしごとです。
台紙になる布やフェルトに面ファスナーのザラザラ面を付け、パーツ側にフワフワ面を付ければ完成します。
はがすときの「ベリッ」という音や手ごたえが楽しく、何度もくり返したくなる子が多いようです。
はじめは、子どもの手のひらくらいの大きな形で作るのがおすすめです。
小さいパーツは指先でつまみにくく、うまくはがせないと嫌になってしまうことがあるためです。
作るときは、次の点に気をつけると扱いやすくなります。
- パーツは丸や四角など、単純な形にする
- 面ファスナーはパーツの真ん中に付け、端を少し残してつまみやすくする
- 台紙は厚手のフェルトにして、はがすときにたわまないようにする
- パーツの数は2〜3個から始める
慣れてきたら、パーツを小さくしたり数を増やしたりして、少しずつ難しくしていきましょう。
形合わせは色と形を見分けやすくする
形合わせは、台紙に描いた形と同じパーツを探して重ねる教具です。
フェルトははさみで切りやすく、切り口がほつれにくいので、いろいろな形を作るのに向いています。
この教具で大切なのは、色と形がひと目で見分けられるようにすることです。
似た色や似た形が並ぶと、子どもは何を手がかりにすればよいのか迷ってしまいます。
段階に合わせて、次のように作り分けると取り組みやすくなります。
| 段階 | 作り方の例 | ねらい |
|---|---|---|
| はじめ | 赤い丸、青い四角、黄色い三角など、色も形もはっきり違うもの | 形を重ねる動きに慣れる |
| 慣れてきたら | 同じ色で、形だけが違うもの | 形の違いに目を向ける |
| さらに先 | 同じ形で、大きさが違うもの | 大きい・小さいを比べる |
台紙側の形は、パーツと同じフェルトを薄く切って貼るか、油性ペンで輪郭を描いておくとわかりやすくなります。
パーツの裏に小さく面ファスナーを付けておくと、重ねたあとにずれにくくなります。
布を引っ張り出すおもちゃは容器の口を安全に整える
ティッシュ箱から中身を次々に引っ張り出す遊びは、多くの子どもが夢中になる動きです。
この動きを思いきり楽しめるのが、布を引っ張り出すおもちゃです。
空き箱やセリアのふた付き容器に穴を開け、中にハンカチやはぎれを入れておけば作れます。
ここで気をつけたいのが、穴の切り口で子どもの手を傷つけないように整えることです。
プラスチック容器を切ると、切り口がとがったり、ささくれのようになったりすることがあります。
安全に使うために、次の工夫をしておきましょう。
- 切り口はやすりで丸くしてから、布テープやフェルトでぐるりと覆う
- 穴は子どもの手が無理なく入る大きさにし、手が抜けなくならないようにする
- 中に入れる布は、端がほつれていないものを選ぶ
- 布同士を結んでつなげる場合は、長くなりすぎないようにする
色や手ざわりの違う布を何枚か入れておくと、「次は何が出てくるかな」という楽しみも生まれます。
出したあとに大人と一緒に布を戻すところまでを、ひとつの流れにしてもよいでしょう。
ボタンかけ布は大きなボタンで練習しやすくする
ボタンかけ布は、服の着替えにつながる練習ができる教具です。
フェルトを2枚用意し、片方にボタンを縫い付け、もう片方にボタン穴を切れば作れます。
最初に用意したいのは、子どもの指でしっかりつまめる大きなボタンです。
小さなボタンは大人でもかけにくく、子どもにとってはかなり難しい作業になります。
練習しやすくするためのコツをまとめると、次のようになります。
- ボタンは平たくて大きめのものを選び、糸で何度も通してしっかり縫い付ける
- ボタン穴は、ボタンが少しゆとりを持って通る長さに切る
- 穴のまわりはほつれないよう、フェルトのように切り口がほどけにくい布を使う
- 土台の布は手で持ちやすい大きさにし、ボタンは1個から始める
ボタンが1個かけられるようになったら、2個、3個と増やしたり、少し小さなボタンに替えたりしてみましょう。
なお、ボタンは子どもが引っ張っても取れないよう、根元に糸を巻き付けて補強しておくと安心です。
フェルトや面ファスナーの教具は、作ったあとに子どもの様子を見ながら手直ししやすいのも良いところです。
うまくいかない様子があれば、大きさや数を変えて、その子にちょうどよい難しさに調整してあげてください。
布教具は大人がお手本をゆっくり見せてから子どもに任せる

布教具を渡すときは、いきなり「やってごらん」と任せるのではなく、大人が言葉を少なめにして、ゆっくり動きを見せてから子どもに渡すのが基本です。
そのうえで、年齢や発達の様子に合わせて、握る、貼る、拭く、絞る、たたむと少しずつ動きを広げていきます。
うまくできるかどうかよりも、子どもが自分で手を動かす時間を見守ることを大切にしましょう。
お手本を見せるときは、次のような流れを意識すると子どもに伝わりやすくなります。
- 子どもの隣に座り、教具が見える位置に置く
- 説明はひと言程度にして、手の動きをいつもよりゆっくり見せる
- 一度やり終えたら、元の状態に戻すところまで見せる
- 「どうぞ」と渡し、途中で手や口を出しすぎずに見守る
大人が話しながら手を動かすと、子どもは声と手のどちらを見ればよいか迷いやすくなります。
そのため、話すときは手を止め、動かすときは黙るくらいの気持ちで見せるとよいでしょう。
なお、ここで紹介する年齢はあくまで目安です。
同じ年齢でも得意なことや興味は一人ひとり違うので、子どもの様子を見ながら選んでください。
| 年齢の目安 | 楽しみやすい動き | 布教具の例 |
|---|---|---|
| 0~1歳頃 | 握る・引っ張る | やわらかい布、布の引き出し遊び |
| 1~2歳頃 | 貼る・はがす・拭く | 面ファスナーの教具、小さな台ふきん |
| 2~3歳頃 | 絞る・たたむ・留める | ぞうきん、ハンカチ、ボタンかけ布 |
0~1歳頃は握る・引っ張る動きを楽しむ
0~1歳頃は、布をつかんだり、引っ張ったりする動きそのものを楽しむ時期です。
この頃は「上手に使う」ことを目指すより、手ざわりの違う布にふれる経験を重ねるくらいで十分です。
お手本といっても、大人が布をゆっくりつかんで、すっと引き出して見せる程度でかまいません。
子どもが布を口に入れたり、顔にかぶったりすることもあるので、遊んでいる間は必ず大人がそばで見守るようにしてください。
終わったら大人が布を片付けて、出しっぱなしにしないことも大切です。
1~2歳頃は貼る・はがす・拭く動きを取り入れる
1~2歳頃になると、指先で何かをはがしたり、くっつけたりする動きに興味を持ちやすくなります。
面ファスナーの教具は、はがすときの音や手ごたえがわかりやすく、この時期に取り入れやすい教具です。
また、大人のまねをしたがる時期でもあるので、小さな台ふきんでテーブルを拭く動きも楽しめます。
拭く動きを見せるときは、テーブルの端から端へ、ゆっくり一方向に手を動かすとまねしやすくなります。
はじめは水を使わず、乾いた布で動きだけを楽しむところから始めると、大人も子どもも気楽に取り組めます。
2~3歳頃から絞る・たたむ・ボタン留めへ広げる
2~3歳頃からは、両手を同時に使う動きや、順番のある作業にも少しずつ挑戦できるようになってきます。
ぞうきんを絞る、ハンカチを半分にたたむ、ボタンをかけるといった、ひと手間ある動きを取り入れてみましょう。
こうした動きは手順がいくつかあるため、お手本ではひとつの動作ごとに少し間をあけて見せるのがコツです。
たとえばハンカチをたたむなら、「角と角を合わせる」「手でなでて折り目をつける」と区切って見せると、子どもも流れをつかみやすくなります。
途中でうまくいかなくても、すぐに大人が直すのではなく、もう一度ゆっくりやって見せるほうが子どもの「自分でやりたい」という気持ちを大事にできます。
手指の操作や生活動作に親しむことをねらいにする
布教具は、何かが「できるようになる」ことを約束するものではありません。
それよりも、手や指を動かすことや、拭く・たたむといった暮らしの動作に親しむきっかけとして考えると、親子で気負わずに続けられます。
大人が見守るときは、次のような点を意識しておくとよいでしょう。
- できたかどうかより、集中して手を動かしている様子に目を向ける
- 子どもが何度も同じ動きをくり返していたら、満足するまで待つ
- 興味を示さないときは無理に続けず、日をあらためて誘う
- 終わったら「楽しかったね」など、取り組んだこと自体に声をかける
同じ教具でも、ある日は夢中になり、ある日は見向きもしないということはよくあります。
そんなときも気にしすぎず、その日の子どもの気分に合わせて、また次の機会にそっと用意してあげてください。
手作り教具は部品の外れと水濡れに注意して管理する

手作りの布教具を安心して使い続けるには、部品をしっかり固定することと、使ったあとに布を乾かすことの2つが大切です。
あわせて、遊ぶ間は大人がそばで見守り、使う前に傷みがないかを確かめておけば、身近な材料で作った教具でも長く使えます。
ここでは、手作り教具を管理するときに気をつけたいポイントを順に見ていきましょう。
ボタンや面ファスナーは外れないように固定する
ボタンをかけたり、面ファスナーをはがしたりする教具は、子どもが何度も引っ張って使います。
そのため、大人が思っている以上に縫い目へ力がかかり、いつの間にか糸がゆるんでいることがあります。
部品を付けるときは、次のような工夫をしておくと外れにくくなります。
- ボタンは糸を何度も通して、根元にしっかり巻きつけて留める
- 面ファスナーはのりで貼るだけにせず、まわりを縫いつける
- 縫い終わりの玉どめは布の裏側に隠し、ほどけにくくする
- 付け終わったら、大人が軽く引っ張って動かないか確かめる
セリアには、のりで貼るタイプと縫いつけるタイプの面ファスナーが並んでいることがあります。
貼るタイプは手軽ですが、くり返しはがすうちに浮いてくる場合があるので、子どもが引っ張る部分には縫いつけておくと安心です。
小さな部品を避けて遊ぶ間は大人が見守る
小さな子どもは、気になったものを口に入れてしまうことがあります。
手作り教具では、口に入るほど小さな部品はなるべく使わないことが基本です。
たとえば、ビーズやスパンコール、小さな飾りボタンなどは、見た目はかわいくても外れたときに誤って飲みこむおそれがあります。
ボタンを使うなら、子どもの手でもつかみやすい大きめのものを選ぶとよいでしょう。
また、どんなにしっかり作った教具でも、遊んでいる間は大人がそばにいるようにしてください。
見守るといっても、横からあれこれ口を出す必要はありません。
手を動かす様子を少し離れたところから見ておき、部品がゆるんでいないか、口に運んでいないかに気を配るくらいで十分です。
使い終わったら、部品がすべてそろっているかを確かめてから片づける習慣をつけておくと、なくなった部品にもすぐ気づけます。
濡れた布はそのままにせず洗って十分に乾かす
拭く・絞るといった教具では、布を水で濡らして使います。
濡れたまま丸めて置いておくと、においや黒ずみが出やすくなるため、使ったあとのひと手間が大切です。
使い終わったあとの流れは、次のようにしておくとわかりやすいでしょう。
- 汚れがついた布は、水や洗剤でやさしく洗う
- しっかり絞って水気を切る
- 形を整えて、風通しのよい場所に広げて干す
- 中までしっかり乾いたことを確かめてからしまう
厚手の布は表面が乾いていても、中が湿っていることがあります。
何枚か用意しておき、乾かしている間は別の布を使うようにすると、無理なく回せます。
水を入れたおけやスポンジなども、布と同じように使ったら水を切って乾かしておきましょう。
干したり片づけたりする作業も、子どもが興味を持つなら一緒にやってみると、それ自体がよい生活のおしごとになります。
ほつれや破れがないか使う前に確認する
布の教具は、使ううちに少しずつ傷んでいきます。
とくに洗濯や絞る動きをくり返す布は、ふちや縫い目からほつれてくることがよくあります。
出しておく前に、次のような点をさっと見ておくと安心です。
| 確認するところ | 見ておきたいポイント |
|---|---|
| 布のふち | 糸がほつれて長く出ていないか |
| 布の表面 | 穴や破れ、うすくなった部分がないか |
| ボタンまわり | ぐらついていないか、糸が切れかけていないか |
| 面ファスナー | はがれかけていないか、くっつきが弱くなっていないか |
| 布全体 | 汚れやにおいが残っていないか |
長く出たほつれ糸は、指に絡まったり、引っ張って広げてしまったりすることがあるので、見つけたらはさみで切っておきましょう。
破れが大きくなっていたり、部品が何度もゆるんだりする場合は、無理に直して使うより新しく作り替えるほうが安心です。
セリアの材料なら手軽にそろえ直せるので、傷んだら気軽に作り替えるくらいの気持ちで付き合うと、子どもも大人も気持ちよく使い続けられます。
「おうちモンテ ぞうきん」「おうちモンテ だいふきん」はキャンドゥやワッツも選択肢

「おうちモンテ ぞうきん」や「おうちモンテ だいふきん」のような子ども向けの小さなふきんは、セリアだけでなく、キャンドゥやワッツなど、ほかの100円ショップも探してみる価値があります。
すぐに使いたいなら既製品、子どもに合わせて細かく整えたいならセリアの布で手作り、と目的で選ぶのがおすすめです。
どちらか一方に決める必要はなく、上手に組み合わせると無理なく続けられます。
セリアの商品と決めつけず店頭で取り扱いを確認する
「おうちモンテ」という言葉は、家庭でモンテッソーリの考え方を取り入れることを指す呼び方として、子育ての情報などでよく使われています。
そのため、こうした名前のぞうきんやふきんを見かけても、どのお店の商品なのかは、はっきりしないことがあります。
「セリアにあるはず」と思って探しても見つからず、実は別のお店の商品だった、ということも考えられます。
また、100円ショップの商品は入れ替わりが早く、同じチェーンでも店舗によって置いている品物が違います。
探しに行く前や、見つからなかったときは、次のような方法で確かめると空振りが減ります。
- 店員さんに商品名を伝えて、取り扱いがあるか聞いてみる
- 各社の公式サイトやアプリで、取り扱い商品を調べてみる
- 子ども用品の売り場だけでなく、掃除用品や台所用品の売り場ものぞいてみる
- 名前にこだわらず、子どもの手に合う小さめのふきんがないか見てみる
大事なのは商品名ではなく、子どもが自分で扱える大きさと使いやすさです。
名前のついた商品が見つからなくても、似たような小さいふきんで十分に役目を果たせます。
作る手間を省きたいときは既製品を活用する
仕事や家事で忙しいと、布を切ったり縫ったりする時間をとるのはなかなか大変です。
そんなときは、最初から子どもの手に合わせて作られた既製品を使うのが手軽です。
既製品には、次のようなよさがあります。
- 買ってきてすぐに使い始められる
- ふちの始末がされていて、ほつれにくいものが多い
- 同じものを何枚かそろえやすい
- 見た目がそろっていて、置き場所も整えやすい
とくに「とりあえず試してみたい」という段階では、既製品から始めると気軽です。
子どもが拭くおしごとを気に入ってくれるか様子を見てから、手作りに進むかどうかを考えても遅くありません。
細かな調整をしたいときはセリアの布で手作りする
一方で、既製品では大きさや厚さがしっくりこない場合もあります。
手が小さい子には少し大きすぎたり、厚くて絞りにくかったりすることもあるでしょう。
そうしたときは、セリアの布で手作りすると、子どもの手や使う場所にぴったり合わせられます。
たとえば、こんな工夫ができます。
- 手の大きさに合わせて、ひとまわり小さく切る
- テーブル用と床用で色を分けて、使う場所をわかりやすくする
- 折りたたむ目印になる線を縫って、たたむ練習につなげる
- 子どもが好きな色や柄を一緒に選んで、愛着を持たせる
子どもの成長に合わせて、大きさを少しずつ変えていけるのも手作りのよいところです。
「自分で選んだ布で作ったふきん」は、子どもにとって特別な道具になることもあります。
長く使う教具は市販品との使い分けも考える
拭く・絞る・たたむといった生活のおしごとは、毎日のようにくり返すものです。
だからこそ、すべてを手作りにしようと気負わないことが、長く続けるコツになります。
既製品と手作りの向き不向きを、ざっくりまとめると次のとおりです。
| くらべるところ | 既製品 | セリアの布で手作り |
|---|---|---|
| 手間 | 買うだけですぐ使える | 切る・縫うなどの手間がかかる |
| 大きさや厚さ | 決まった形から選ぶ | 子どもに合わせて自由に変えられる |
| そろえやすさ | 同じものを何枚も用意しやすい | 布選び次第で色分けなどがしやすい |
| 向いている使い方 | 毎日たくさん使う予備用 | 練習用やお気に入りの一枚 |
たとえば、毎日使って洗う予備のふきんは既製品でそろえ、たたむ練習用やお気に入りの一枚は手作りにする、という分け方もできます。
お店をいくつか回って使いやすいものを探しつつ、足りないところをセリアの布で補うくらいの気持ちで十分です。
大人が無理なく用意できる形を見つけることが、子どもが楽しく生活のおしごとを続けられることにつながります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- セリアの布で作れるモンテッソーリ教具は、雑巾がけや布たたみなどの「生活のおしごと」が中心で、特別な道具はいりません
- 材料は「手芸用品」と「掃除用品・台所用品」の2つの売り場を回ると、ひと通りそろいます
- 布は「水をよく吸う素材」「小さな手で握れる大きさ」「扱いやすい薄さ」の3つを目安に選びます
- 拭く・絞る・たたむ教具は、布を切ったり目印を付けたりするだけで手軽に作れます
- フェルトや面ファスナーを使えば、貼る・はがす、形合わせ、ボタンかけなど指先を使う教具も作れます
- 渡すときは大人が言葉を少なめにして、ゆっくりお手本を見せてから子どもに任せます
- 部品をしっかり固定し、使ったあとは布を乾かして、傷みがないか確かめながら管理します
- 子ども向けの小さなふきんは、キャンドゥやワッツなどほかの100円ショップの既製品も選択肢になります
モンテッソーリ教具と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、セリアの布を使えば、思っている以上に気軽に始められます。
大切なのは、立派な教具をそろえることではなく、子どもが自分の手で「やってみたい」と思える環境を整えてあげることです。
最初から完璧なものを目指す必要はありません。
まずは小さな雑巾を1枚作るところから試してみてはいかがでしょうか。
使っている様子を見ながら大きさや目印を少しずつ直していけば、その子にぴったりの教具に育っていきます。
次にセリアへ立ち寄ったときは、ぜひ手芸用品や掃除用品の売り場ものぞいてみてください。

