まず知っておきたい!LINEを教えるときの基本知識
そもそもLINEアカウントってなに?ID・QRコード・URLの違い
LINEは、電話番号を使って登録する無料のメッセージアプリですが、「アカウント」にはいくつかの伝え方があります。自分のLINEを誰かに教えるには、次の3つの方法があります。
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LINE ID:ユーザーが自分で設定した固有の名前(文字列)
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QRコード:LINEが自動生成する自分専用の読み取りコード
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URLリンク:LINEが発行する、自分を追加するためのリンク
それぞれにメリット・デメリットがありますので、使う場面によって使い分けると便利です。
LINEを教えるシーンと目的別の使い分けとは?
誰かにLINEを教えたいときって、意外といろいろなパターンがありますよね。
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直接会っている相手にその場で教えたい
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離れた場所にいる相手にスマホで送って教えたい
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お仕事やグループの連絡用に一斉に教えたい
そんな時に、それぞれ最適な方法があります。
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会っているとき → QRコードを見せる
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遠くの相手に送るとき → URLやIDを使う
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ビジネスや複数人へ → メッセージにリンクを貼るのが便利
初心者が注意すべきセキュリティのポイント
LINEは便利な反面、教え方を間違えると、知らない人に勝手に追加されたり、個人情報が漏れるリスクもあります。最低限、以下のことを守りましょう。
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QRコードやIDは、信頼できる相手にだけ共有する
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SNSなどの不特定多数に向けて公開しない
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ID検索の設定は使うときだけONに
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相手からのメッセージが変な内容ならブロックも検討
これだけでも、トラブルをかなり防げますよ。
自分のLINEを教える方法は主に3つ
1. QRコードで教える(スマホ画面を見せるだけ)
QRコードは、LINEのプロフィール画面から簡単に表示できます。相手に見せて読み取ってもらうだけなので、とても手軽です。
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操作が苦手な人にもわかりやすい
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会っているその場で完結できる
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誤入力などの心配がない
※ただし、スクリーンショットを誰かに送ると、他人に転送される可能性があるので注意しましょう。
2. URLリンクで教える(SNSやメールで送れる)
LINEのプロフィールから、自分の友だち追加リンク(URL)を作成することができます。このリンクをコピーして、メール・SMS・SNSのDMなどで送るだけ。
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離れた場所にいる相手にも送れる
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グループLINEへの招待にも活用できる
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スマホが同じでなくても共有しやすい
とても便利ですが、不特定多数が見られる場に貼るのは避けましょう。
3. LINE IDで教える(ID検索を有効にしておこう)
LINEには「ID検索機能」があり、事前に設定しておけば、自分のLINE IDを教えて相手に検索してもらうこともできます。
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IDは英数字の組み合わせで、自分で設定可能
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シンプルに伝えられるが、検索許可設定が必要
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18歳未満のユーザーはID検索が使えません
相手にLINEを教える具体的な手順【スマホ画面で解説】
QRコードを表示して読み取ってもらう方法
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LINEアプリを開く
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ホーム画面右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
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「プロフィール」→「マイQRコード」を選択
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表示されたQRコードを相手に見せる
相手が自分のLINEでこのQRコードを読み取れば、すぐに友だち追加されます。
直接会っているときや、画面を見せ合える場面でとても便利です。LINEの「マイQRコード」を送る手順
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上記の手順で「マイQRコード」を開く
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画面右上の共有マークをタップ
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「画像を送信」や「LINEで送信」を選ぶ
これで、QRコードを画像として相手に送れます。スクリーンショットでもOKですが、転送リスクに注意しましょう。
LINEのリンクをコピーして送る手順
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「マイQRコード」画面の下部に「リンクをコピー」が表示されます
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コピーをタップして、メモアプリやメッセージに貼り付けて送信
URL形式は「https://line.me/~」という形で、これをタップすれば直接LINE追加ができます。
こんなときどうする?LINEを教えるときの困りごとQ&A
自分のLINE IDがわからない・設定できない
LINE IDは自分で設定していないと、そもそも存在しません。設定されていない場合は、以下の手順で確認&設定できます。
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LINEアプリの「設定」→「プロフィール」へ
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「ID」の欄にIDが表示されていなければ、「新規作成」をタップ
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他人と重複しない英数字で好きなIDを入力
IDは一度設定すると変更できないので、慎重に選びましょう。
相手がQRコードを読み取れない・URLが開けない
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QRコードがうまく読み取れないときは、画面の明るさや距離を調整してみてください
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URLが開けない場合、相手のLINEが古いバージョンだったり、ネット環境が悪いことがあります
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その場合は、ID検索など別の方法を案内しましょう
ビジネス・習い事などグループで教えたいときは?
複数人にまとめてLINEを教えたいときは、グループLINEを作って招待する方法がおすすめです。
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自分のLINEで新しいグループを作成
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グループに一人ずつ招待
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グループ内で自己紹介や役割分担をすることで円滑にやり取りできます
また、QRコードを印刷して配布するという方法も便利です。チラシや資料に貼っておくと、読み取ってもらうだけで追加されます。
家族・高齢者・子どもにLINEを教えるときのやさしい伝え方
LINE初心者に教えるときは「画面を見せながら」が基本
家族や年配の方にLINEを教えるときは、言葉だけで説明するのは難しいですよね。そんな時は…
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自分のスマホ画面を一緒に見ながら操作する
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相手の手元を見て、一緒にゆっくり進める
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無理に急がず、できたら「できたね!」と声をかける
この「安心感」がとても大事です。
説明に使える言葉や流れをやさしく紹介
「IDってね、自分の名前みたいなものなの」
「QRコードは、カメラで読むと友達になれる魔法みたいなものだよ」
「このリンクをタップしたら、私のLINEにすぐつながるよ」こんなふうに、比喩やたとえを使って伝えると理解しやすくなります。
子どもや高齢者向けに注意したいポイント
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QRコードをプリントして渡すと安心
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画面の明るさや文字サイズを大きくしておく
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IDやURLを紙に書いて渡す場合は、他人に見せないように説明する
やさしさと安全性を両立した「教え方」が、トラブルの予防にもつながります。
まとめ|LINEを教えるのはかんたん!でも安全第一で
LINEを誰かに教えるのは、慣れてしまえばとても簡単なこと。でも、使い方を間違えると、知らない人に勝手に友だち追加されてしまったり、個人情報が流出してしまうリスクもあります。
だからこそ、まずは「自分に合った方法を知る」ことが大切です。
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直接会っているならQRコードを見せる
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遠くにいるならURLやIDを送る
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設定は教えるときだけONにして、終わったらOFFに戻す
こんな小さな工夫で、ぐっと安全性が高まります。
また、LINEに慣れていない家族や友人に教えるときは、「ゆっくり・ていねいに・一緒にやってみる」ことがポイントです。
スマホの操作に不安がある方でも、画面を見せながら教えれば、思った以上にすぐできるようになりますよ。日々の連絡をもっと便利に、もっとスムーズにするために。
安心・安全にLINEを使いこなせるよう、ぜひこの記事を参考にして、実際にやってみてくださいね😊 -