白湯の飲み方とタイミングは?朝・寝る前・食前の量と作り方を紹介

生活

白湯を飲んでみようと思っても、「朝と夜のどちらがいいのだろう」「食事の前後はどうすればいいのだろう」「量や温度はどのくらいが合っているのだろう」と迷ってしまうことはありませんか。

結論からいえば、白湯は朝起きてすぐの1杯を基本に、食事の30分前や寝る前にも取り入れるという方法も、無理なく続けやすいと考える人が多いようです。

ただし、飲む量が多すぎたり、熱すぎる温度で飲んだりすると、体に負担がかかることがあります。
また、水を温めただけのお湯は白湯とは呼ばず、一度しっかり沸騰させてから冷ます作り方が基本とされています。
体調がすぐれないときは無理に飲まないようにしましょう。

この記事では、白湯を飲むタイミングごとの特徴から、1回と1日の量の目安、やかん・電子レンジ・電気ケトルでの作り方、飲み頃の温度、続けるための工夫までを紹介します。

白湯の正しい飲み方を知って、毎日の習慣にしたい方も、これまで何となく飲んでいた方も、自分の生活に合わせて取り入れやすくなるでしょう。

タイミング・量・温度・作り方の4つを押さえれば、白湯を安心して毎日の習慣にしやすくなります。

この記事でわかること

  • 朝・食前・寝る前など、白湯を飲むタイミングの優先順位と避けたい飲み方
  • 1回150〜200ml、1日700〜800mlという量の目安と、少しずつ飲むコツ
  • やかん・電子レンジ・電気ケトルでの白湯の作り方と、50〜60℃の飲み頃の温度
  • 白湯に期待できるサポートと、飲みすぎや持病がある場合の注意点
  1. 白湯はいつ飲むのがいい?朝起きてすぐが基本で、食前と寝る前にも取り入れられる
    1. 迷ったら朝起きてすぐ、何も食べていないときの1杯から始める
    2. 朝・食前・寝る前の3回に分けると1日の中で習慣にしやすい
    3. 体が冷えたときや間食がほしいときに飲むのもよい
  2. 朝起きてすぐの白湯は寝起きの胃腸と体をサポートするとも考えられている
    1. 寝ている間に失った水分を体に負担をかけずに補える
    2. 内臓が温まって体温が上がり、活動しやすい状態に切り替わる
    3. 胃腸が動き出すので朝のお通じのリズムづくりをサポートするとも考えられている
  3. 白湯は食事の30分前に飲み、食後すぐの多飲は避ける
    1. 食前30分の白湯で胃腸を温めておくと消化の準備が整う
    2. 食前に1杯飲むと満腹感が出て食べすぎを防ぎやすい
    3. 食後すぐにたくさん飲むと胃液が薄まり消化の妨げになる
    4. 食事中に少しずつすする程度なら問題ない
  4. 寝る前の白湯は就寝30分〜2時間前にコップ半分〜1杯までにする
    1. 体温がいったん上がって下がる流れで寝つきやすくなる
    2. 温かい飲み物でほっと一息つくと気持ちが落ち着く
    3. 寝る直前や飲みすぎは夜中のトイレで睡眠を妨げる
  5. 白湯は1回150〜200ml、1日700〜800mlを目安に少しずつ飲む
    1. 1回分のコップ1杯を10〜15分かけてすするように飲む
    2. 1日の合計は700〜800mlまでにとどめ、数回に分ける
    3. 一度に大量に飲むと胃に負担がかかるので避ける
  6. 白湯は一度沸騰させてから冷ましたお湯で、ただのお湯とは作り方が違う
    1. 給湯器のお湯や水を温めただけのお湯は白湯とは呼ばない
    2. 沸騰させることで水道水のカルキ臭が抜けてまろやかな口当たりになる
    3. インドの伝統医学アーユルヴェーダでは体のバランスを整える飲み物とされる
  7. 白湯はやかんで沸騰させて作るのが基本で、電子レンジや電気ケトルでも手軽に作れる
    1. 水道水はやかんのふたを開けたまま10〜15分沸騰させ続けてカルキを抜く
    2. ミネラルウォーターなら一度沸騰させるだけで十分
    3. 電子レンジは耐熱カップで1分半〜2分温め、突沸を防ぐため加熱しすぎない
    4. 電気ケトルで水道水を使う場合は、カルキ抜きを待たない時短の作り方と考える
  8. 白湯の飲み頃は50〜60℃で、体温より20〜30℃高い温度が目安になる
    1. 50〜60℃は口に含んでもやけどせず、すすりながら飲める温度
    2. 温度計がなければ沸騰後10分ほど置いて冷ます
    3. 熱すぎる白湯は喉や食道を傷めるおそれがあるので避ける
  9. 白湯は冷え・便秘・むくみ・肌荒れを内側から支えるが、ダイエットは補助と考える
    1. 内臓が温まると考えられ、冷えや代謝についてサポートするとも考えられている
    2. 腸が動きやすくなり、便秘やむくみの解消を助ける
    3. 血のめぐりがよくなり、肌のくすみや乾燥対策にもつながる
    4. 白湯だけで痩せるわけではなく、食事と運動との組み合わせが前提になる
  10. 白湯は飲みすぎず、体調や持病に合わせて取り入れる
    1. 飲みすぎると体の水分バランスが崩れ、むくみやだるさにつながる
    2. 腎臓や心臓に持病がある人は飲む量を医師に相談する
    3. 汗を多くかいた日は白湯だけでなく塩分やミネラルも補う
  11. 白湯は準備の手間を減らし、味に変化をつけると続けやすい
    1. 朝の歯みがき後など決まった行動とセットにして習慣にする
    2. まとめて作った白湯を保温ボトルに入れておけば日中も手軽に飲める
    3. しょうがやシナモンを加えたスパイス白湯で体をさらに温める
    4. レモンやはちみつを少し足すと味のない白湯が苦手でも飲みやすくなる
  12. まとめ

白湯はいつ飲むのがいい?朝起きてすぐが基本で、食前と寝る前にも取り入れられる

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白湯を飲むタイミングで迷ったら、まずは朝起きてすぐの1杯を基本にして、慣れてきたら食前と寝る前にも広げるのが続けやすい流れです。
1日の中で飲む場面を決めておくと、飲み忘れが減る傾向があります。

ここでは、タイミングごとの全体像と、組み立て方の考え方を紹介します。
それぞれの理由や細かい量の話は、次のセクション以降で順に見ていきます。

タイミング 優先度 ひとことメモ
朝起きてすぐ 1番目 何も食べていない状態で、ゆっくり1杯
食事の30分前 2番目 昼食や夕食の前に取り入れやすい
寝る前 3番目 就寝の30分〜2時間前に、コップ半分〜1杯まで

迷ったら朝起きてすぐ、何も食べていないときの1杯から始める

最初の1回に選ぶなら、朝起きてすぐ、何も口にしていないときの1杯も一つの方法です。
寝起きは胃の中が空っぽに近いので、温かい飲み物がなじみやすいタイミングといえます。

起きたらまずお湯を用意して、着替えや洗顔をしている間に少し冷ましておく。
この流れにすると、飲み頃の温度になったころに自然と手が伸びます。

量は150〜200ml程度を目安に、一気に飲まず少しずつすするようにします。
飲む前にひと口含んで、熱すぎないか確かめる習慣をつけておくと安心です。

朝1回だけでも、生活のリズムを作るきっかけになります。
最初から欲張らず、まずは1週間ほど朝だけ続けてみるのがよさそうです。

朝・食前・寝る前の3回に分けると1日の中で習慣にしやすい

朝の1杯が定着したら、昼食か夕食の30分前と、寝る前にも1杯ずつ足してみます。
「朝・食前・寝る前」と場面を決めると、生活の流れに組み込みやすくなります。

ただし、3回すべてをきっちりこなす必要はありません。
仕事の都合で食前に飲めない日があっても、朝だけ飲めていれば十分です。

  • 朝は起きてすぐ、ゆっくり1杯
  • 食前は食事の30分ほど前に、少なめの量で
  • 寝る前は就寝の30分〜2時間前に、コップ半分〜1杯まで

1日の合計は700〜800ml程度までが目安です。
3回に分けるとしても、1回ごとの量を増やしすぎて合計を超えないよう注意してください。

心臓や腎臓の病気などで水分の量を指示されている人や、妊娠中の人は、医師の指示を優先しましょう。

体が冷えたときや間食がほしいときに飲むのもよい

決まった3回のほかに、体が冷えたと感じたときの1杯も取り入れやすい使い方です。
冷房の効いた部屋や、冬の外出から戻ったときに、温かい白湯でほっと一息つけます。

小腹がすいて間食に手が伸びそうなときも、まず白湯をゆっくり飲んでみるのも一案です。
口寂しさがやわらいで、お菓子の量が少し減ることが期待できます。

こうした臨時の1杯も、1日の合計量に含めて考えます。
飲みすぎないよう、コップ半分ほどの少なめの量にしておくと管理しやすくなります。

体調がすぐれないときは、無理に飲む必要はありません。
白湯は「飲みたいときに、無理のない量で」が長続きのコツです。

朝起きてすぐの白湯は寝起きの胃腸と体をサポートするとも考えられている

朝起きてすぐの白湯は、寝起きの胃腸と体への刺激が比較的穏やかで、1日のスタートをサポートするとも考えられている1杯です。
冷たい水やコーヒーより刺激が少なく、眠っていた体をゆっくり起こしてくれます。

前のセクションで触れたとおり、朝は白湯を飲む時間帯の中でも優先度が高いとされるタイミングでもあります。
ここでは、なぜ朝の1杯が体にやさしいのかを3つの面から見ていきます。

寝ている間に失った水分を体に負担をかけずに補える

人は寝ている間にも、呼吸や汗で水分を失っています。
コップ1杯ほどの水分が抜けるとも言われていて、朝は体が少し乾いた状態です。

そこで冷たい水を一気に飲むと、空っぽの胃がびっくりしてしまうことがあります。
50〜60℃の白湯なら体温に近く、胃腸への刺激が比較的穏やかであり、体に取り入れやすいと考えられています。

量は150〜200ml程度を目安に、10〜15分かけてすするように飲みます。
ひと口目は少量を口に含み、熱すぎないか確かめてから飲み進めてください。

沸騰直後の熱湯をそのまま飲むのは避けてください。やけどのおそれがあるうえ、非常に熱い飲み物は食道への負担になるといわれているためです。

内臓が温まって体温が上がり、活動しやすい状態に切り替わる

眠っている間は体温が下がり、内臓も休んだ状態になっています。
朝の白湯は、体の内側からじんわり温めて、活動モードへの切り替えをサポートします。

実際に飲んでみると、おなかのあたりがほんのり温かくなるのを感じる人もいます。
手足の冷たさがやわらいだり、頭がすっきりしたりすることが期待できます。

特に寒い季節は、布団から出た直後に体がこわばりがちです。
白湯を片手にひと息つく時間をつくると、気持ちの面でも朝の準備に入りやすくなります。

ただし、効き目の感じ方には個人差があります。
白湯は薬ではないので、体調がすぐれない朝は無理に飲まず、様子を見ながら取り入れてください。

胃腸が動き出すので朝のお通じのリズムづくりをサポートするとも考えられている

空っぽの胃に温かいものが入ると、胃腸が刺激されて動き出しやすくなるとも考えられています。
この流れが、朝のお通じのリズムづくりをサポートするという考え方もあります。

起きてすぐに白湯を飲み、同じ時間帯にトイレへ行く習慣をつくると、リズムが安定しやすくなります。毎朝の流れを決めておくと、体も慣れてきます。

朝の白湯を取り入れるときのポイントを、表にまとめました。

項目 目安
タイミング 起きてすぐ、朝食の前
温度 50〜60℃程度
量 150〜200ml程度
飲み方 10〜15分かけて少しずつ

お通じの悩みは、食事や睡眠、運動などにも左右されます。
白湯だけで解決しようとせず、毎日の生活全体を整える一つの手段として続けてみてください。

白湯は食事の30分前に飲み、食後すぐの多飲は避ける

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白湯は、食事の30分前に飲み、食後すぐにたくさん飲むのは避けるのが基本です。
食前なら胃腸の準備に役立ち、食後すぐの多飲は消化の流れとぶつかりやすいためです。

朝の1杯に続く習慣として、食事の前・最中・後での飲み分け方を整理します。
まずは全体像を表で見てみましょう。

タイミング 飲み方の目安
食事の30分前 150〜200ml程度を少しずつ
食事中 ひと口ずつ、のどを潤す程度
食後すぐ 多く飲まず、しばらく時間をあける

食前30分の白湯で胃腸を温めておくと消化の準備が整う

食事の30分ほど前に白湯を飲むと、空っぽの胃腸がじんわり温まります。
温かいものが入ることで胃腸の動きが促され、食べものを受け入れる準備が整うと考えられています。

冷たい飲みものと違い、50〜60℃程度の白湯は体への刺激がおだやかです。
胃のあたりがほっとゆるむ感覚があるので、食欲がわきにくい日にも試しやすいでしょう。

朝食の前なら、起きてすぐの1杯がそのまま食前の白湯を兼ねます。
昼食や夕食の前は、仕事や家事の合間にコップ1杯を用意しておくと続けやすくなります。

飲む前にはひと口すすって、熱すぎないか確かめてください。
熱いまま急いで飲むと、のどややけどの原因になるので避けましょう。

食前に1杯飲むと満腹感が出て食べすぎを防ぎやすい

食前に白湯を飲むと、おなかに水分がたまって軽い満腹感が出ます。
そのため、最初の一口から勢いよく食べ進めてしまう流れをゆるめやすくなります。

早食いのクセがある人は、食べはじめの量が多くなりがちです。
食前の1杯で気持ちに余裕をつくると、ゆっくり味わって食べる習慣につながります。

ただし、ここで飲むのは1回の目安である150〜200ml程度までです。
たくさん飲んで食事が入らなくなるほどでは、栄養がとりにくくなってしまいます。

ダイエットの面でも、あくまで食べすぎを防ぐ補助と考えてください。
白湯だけで体重が変わるわけではなく、食事の内容や運動とあわせて取り組むことが前提です。

食後すぐにたくさん飲むと胃液が薄まり消化の妨げになる

食事を終えた直後は、胃が食べものを消化するために働いている最中です。
そこへ大量の水分が入ると胃液が薄まり、消化のペースが乱れやすいといわれています。

食後におなかが重く感じる人は、飲みすぎていないか振り返ってみてください。
食後すぐは白湯を控えめにして、30分ほど時間をあけてから飲むくらいがちょうどよい距離感です。

のどが渇いたときは、ひと口ふた口で口をうるおす程度なら問題ありません。
コップ1杯を一気に飲み干すような飲み方だけ、避けるようにしましょう。

食事中に少しずつすする程度なら問題ない

食事の最中に白湯をすするのは、無理に我慢しなくて大丈夫です。
口の中をさっぱりさせたり、のどに詰まりそうなときに流したりと、食事を助ける場面もあります。

コツは、ひと口の量を少なくして回数も控えめにすることです。
食べものを白湯で流し込むのではなく、よく噛んでから合間にすするようにすると、胃液を薄めすぎません。

食事中の分も、1日700〜800mlという合計の目安に含めて考えます。
心臓や腎臓の病気などで水分の量を指示されている人や、妊娠中の人は、医師の指示を優先してください。
体調がすぐれない日は、無理に飲まなくて構いません。

  • 食前は、30分ほど前に150〜200ml程度を少しずつ
  • 食事中は、ひと口ずつ、のどを潤す程度
  • 食後は、すぐに多く飲まず、時間をあけてから

寝る前の白湯は就寝30分〜2時間前にコップ半分〜1杯までにする

夜に白湯を取り入れるなら、就寝の30分〜2時間前に、コップ半分〜1杯(75〜200ml程度)までにとどめるのが目安です。
朝や食前に比べると優先順位は下がりますが、夜のひと息として楽しめます。
量とタイミングさえ守れば、続けやすい習慣になります。

項目 寝る前の目安
飲むタイミング 就寝の30分〜2時間前
量 コップ半分〜1杯(75〜200ml程度)
温度 50〜60℃。
ひと口すすって確かめる
飲み方 10〜15分ほどかけて少しずつ

体温がいったん上がって下がる流れで寝つきやすくなる

人の体は、眠りにつくときに体の内部の温度(深部体温)が下がっていきます。
眠る少し前に温かいものを飲むと、体温がいったん上がり、その後ゆるやかに下がっていく流れが生まれると考えられています。

この下がっていく流れが、寝つきをサポートしてくれると期待されています。
お風呂上がりに眠くなるのと、似た仕組みです。

ただし、体質や生活リズムによって感じ方は違います。
飲んだからといって、誰でもすぐに眠れるようになるわけではありません。

この体温の流れを考えると、時間帯が大切になってきます。
就寝直前ではなく、30分〜2時間ほど前に飲んでおくと、ちょうど眠る頃に体温が下がりはじめやすくなります。

温かい飲み物でほっと一息つくと気持ちが落ち着く

白湯には味や香りの強さがないので、夜でも気軽に飲めます。
マグカップを両手で包むと、手のひらからじんわり温まり、肩の力も抜けてきます。

仕事や家事が終わったあとに、1杯の白湯を飲む時間をつくると、気持ちを切り替えるきっかけになります。
私も夜に静かな時間を持つと、頭の中が整理されてくる感覚があります。

スマートフォンを見ながらではなく、湯気や温かさをゆっくり感じながら飲むのがコツです。
照明を少し落として飲むと、リラックスしやすくなります。

夜は、コーヒーや紅茶のようにカフェインを含む飲み物の代わりに選ぶ人もいます。
カフェインは人によって眠りに影響することがあるため、白湯は夜の飲み物として選びやすい存在です。

寝る直前や飲みすぎは夜中のトイレで睡眠を妨げる

夜に気をつけたいのは、飲む量と時間です。
寝る直前にたくさん飲むと、夜中にトイレで目が覚める原因になります。
眠りが途中で切れてしまうと、せっかくの習慣が逆効果です。

特にベッドに入る直前の1杯は、避けたほうが安心です。
眠る前にトイレへ行っておくことも、あわせて意識しておきましょう。

夜中に目が覚めやすい人は、量をコップ半分程度にしたり、飲む時間をさらに早めたりして調整してみてください。
自分に合う量は人それぞれなので、数日試しながら見つけていくのがおすすめです。

  • 寝る直前の1杯は避け、就寝の30分以上前に飲み終える
  • 量はコップ半分から始め、夜中に目が覚めないか様子を見る
  • 熱すぎると感じたら、少し置いてから飲む

夜の分も1日700〜800mlという合計の目安に含めて考えます。
心臓や腎臓の病気などで水分の量を指示されている人や、妊娠中の人は、医師の指示を優先してください。
体調がすぐれない日は、無理に飲まなくて構いません。

白湯は1回150〜200ml、1日700〜800mlを目安に少しずつ飲む

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白湯の量は、1回150〜200ml、1日の合計700〜800mlを目安にして、少しずつ飲むのが基本です。
飲むタイミングが合っていても、量や飲み方が合わないと体に負担がかかってしまいます。

ここでは、1回分の飲み方、1日の配分、避けたい飲み方を順番に整理します。
マグカップ1杯がおよそ150〜200mlなので、まずは手持ちのカップに何ml入るかを量っておくと便利です。

項目 目安 ポイント
1回の量 150〜200ml程度 マグカップ1杯ほど
1回にかける時間 10〜15分程度 すするように少しずつ
1日の合計 700〜800ml程度 数回に分けて飲む

1回分のコップ1杯を10〜15分かけてすするように飲む

1回分は、マグカップ1杯(150〜200ml程度)を10〜15分ほどかけて飲みます。
ひと口ずつ口に含み、のどを通る温かさを感じながら飲むイメージです。

ゆっくり飲むと、胃腸が急に冷えたり、急に膨らんだりしにくくなります。
朝の1杯なら、着替えや身じたくの合間にちびちび飲むだけでも十分です。

飲み始める前には、ひと口すすって熱すぎないか確かめてください。
白湯は一気に飲まず、すするように少しずつ飲むのが、体にやさしい飲み方です。

飲んでいる間にカップの中のお湯は冷めていきます。
ぬるくなりすぎたと感じたら、無理に飲み切らず、新しく用意し直しても構いません。

1日の合計は700〜800mlまでにとどめ、数回に分ける

1日の合計は700〜800ml程度までにとどめます。
1回150〜200mlで考えると、1日に4〜5回ほどが目安です。

たとえば、次のような分け方なら無理なく続けやすいでしょう。

  • 朝起きてすぐ:1杯
  • 昼食の30分前:1杯
  • 夕食の30分前:1杯
  • 寝る前:コップ半分〜1杯

すべての水分を白湯でまかなう必要はありません。
お茶や水など、ほかの飲み物と合わせて1日の水分をとる考え方で十分です。

心臓や腎臓の病気などで水分を制限されている人や、妊娠中の人は、この目安よりも医師の指示を優先してください。
体調がすぐれない日は、決まった回数にこだわらず、飲める分だけにしましょう。

一度に大量に飲むと胃に負担がかかるので避ける

白湯は体にやさしい飲み物ですが、一度に大量に飲むのは避けてください。
まとめて飲むと胃が急に膨らみ、重たさや気持ち悪さを感じる場合があります。

「たくさん飲むほど体によさそう」と考えて、量を増やしてしまうのは失敗しやすいところです。
目安を大きく超えて飲み続けると、体の水分バランスが崩れてだるさにつながることもあります。

のどが渇いたときにまとめて飲みたくなるのは、自然なことです。
そんなときも、コップ1杯を時間をかけて飲み、足りなければ少し間をあけてもう1杯と、区切って飲むのが安心です。

飲んだあとに胃が重い、お腹が張る、トイレが近すぎると感じたら、1回の量を減らしてみてください。
自分に合う量には個人差があるので、まずはコップ半分から試して、少しずつ調整していくのがよいでしょう。

白湯は一度沸騰させてから冷ましたお湯で、ただのお湯とは作り方が違う

白湯は、水を一度しっかり沸騰させてから、50〜60℃前後まで冷ましたお湯のことです。
蛇口から出る温かいお湯や、水をぬるく温めただけのものとは、作り方がはっきり違います。

見た目はどれも透明なので、同じものだと思っている人も多いかもしれません。
ここでは、何が違うのか、なぜ沸騰させるのかを順番に見ていきます。

給湯器のお湯や水を温めただけのお湯は白湯とは呼ばない

お風呂や台所の給湯器から出るお湯は、白湯ではありません。
給湯器のお湯は飲むことを前提にしていないため、そのまま飲むのは避けましょう。

同じように、水を鍋や電子レンジでぬるく温めただけのお湯も、沸騰させていないので白湯とは呼びません。
白湯の条件は「一度しっかり沸騰させること」で、ここが分かれ目になります。

種類 作り方 白湯と呼べるか
白湯 沸騰させてから50〜60℃前後まで冷ます 呼べる
給湯器のお湯 蛇口からそのまま出す 呼べない(飲用は避ける)
水を温めただけのお湯 沸騰させずに温める 呼べない
沸騰直後の熱湯 沸騰させたまま冷まさない まだ飲む温度ではない

表の最後にあるとおり、沸かしたてのお湯は白湯の途中の状態です。
冷ます工程までがセットだと覚えておくと、迷いません。

沸騰させることで水道水のカルキ臭が抜けてまろやかな口当たりになる

水道水には、消毒のために塩素が含まれています。
このにおいがいわゆるカルキ臭で、沸騰させると和らいで口当たりがまろやかになります。

水道水で作るなら、やかんのふたを外し、換気扇を回しながら10〜15分ほど沸騰を続ける方法が目安です。
塩素に加えて、トリハロメタンという副生成物も減らすことが期待できます。

加熱中は、火のそばを離れないようにしてください。長く沸かし続けるぶん、うっかり離れると空だき(水が減りすぎる状態)や火のつけっぱなしにつながります。

浄水器を通した水やミネラルウォーターは、一度沸騰させれば十分です。
沸いたら火を止め、50〜60℃まで冷ましてから、飲む前にひと口すすって熱すぎないか確かめましょう。

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは体のバランスを整える飲み物とされる

白湯は、インドの伝統医学アーユルヴェーダで古くから親しまれてきた飲み物です。
体のバランスを整えるものとされていて、日本でも朝の習慣として知られるようになりました。

ただし、これはあくまで伝統医学の考え方です。
科学的に効果が証明されたものとは分けて受け止めておくのが、安心です。

  • 伝統医学の考え方:体をやさしく温め、整える飲み物として親しまれてきた
  • 暮らしの中での実感:温かい飲み物でほっとする、体が温まる感覚がある
  • 白湯は薬ではないので、病気を治すものとは考えない

体調がすぐれない日は、無理に飲まなくて構いません。
あくまで毎日の暮らしに取り入れる、やさしい習慣のひとつと考えてください。

白湯はやかんで沸騰させて作るのが基本で、電子レンジや電気ケトルでも手軽に作れる

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白湯は、やかんで沸騰させる方法を基本にしながら、電子レンジや電気ケトルでも作れます。
道具によって向いている水や注意点が少しずつ違うので、自分の家にあるものに合わせて選べば大丈夫です。

まずは4つの方法をざっと比べてみましょう。
時間や量は目安なので、お使いの器具の説明書もあわせて確認してください。

方法 向いている水 加熱の目安 ポイント
やかん(水道水) 水道水 沸騰後、ふたを開けて10〜15分程度 換気扇を回し、火のそばを離れない
やかん(ミネラルウォーター) ミネラルウォーター・浄水 一度沸騰させる程度 長く煮立てなくてよい
電子レンジ 浄水・ミネラルウォーターなど 1分半〜2分程度 耐熱カップを使い、加熱しすぎない
電気ケトル 浄水・ミネラルウォーター 自動で止まるまで 水道水ならカルキ抜きは待てない

水道水はやかんのふたを開けたまま10〜15分沸騰させ続けてカルキを抜く

水道水で作るときは、やかんに水を入れて火にかけ、沸騰したらふたを外します。
そのまま10〜15分ほど沸騰を続けると、水道水に含まれる塩素やトリハロメタンが減っていきます。

カルキ臭が気になる人は、この時間をかけるだけで口当たりがまろやかになるのを感じやすいです。
作り方が少し手間に思えても、慣れれば他の家事をしながら進められます。

このとき、換気扇を回しておくのがおすすめです。
塩素などが抜けた空気が部屋にこもりにくくなります。
加熱中は火のそばを離れないでください。
長く沸かすぶん、空だき(水が減りすぎること)や吹きこぼれが起きやすくなります。

水の量が多すぎると沸騰を続けるうちに減りすぎることもあるので、最初に入れる量は、飲む分に少し足した程度にしておくと扱いやすいです。

ミネラルウォーターなら一度沸騰させるだけで十分

ミネラルウォーターや浄水を使う場合は、カルキを抜く必要がありません。
一度しっかり沸騰させれば、白湯の条件は満たせます。

やかんに入れて沸騰したら火を止めるだけなので、水道水より早く作れます。
朝の忙しい時間に向いている方法です。

ただし、水の種類によって味や口当たりが変わります。
ミネラル分が多い水は、加熱すると風味に違いが出る場合があるので、初めての銘柄は少量で試してみると安心です。

沸騰させたあとは、そのまま飲まずに冷まします。
ひと口すすって熱すぎないか確かめてから飲み始めてください。

電子レンジは耐熱カップで1分半〜2分温め、突沸を防ぐため加熱しすぎない

やかんを出すのが面倒なときは、電子レンジでも作れます。
耐熱表示のあるマグカップなどに浄水やミネラルウォーターを入れ、1分半〜2分程度を目安に温めます。

注意したいのが、突然お湯が噴き出す突沸です。
電子レンジでは、沸騰しているのに泡が立たないまま温度が上がることがあり、取り出したときの小さな衝撃で一気に吹き出してやけどにつながるおそれがあります。

  • 金属製の容器や、耐熱表示のない容器は使わない
  • 加熱時間は短めにして、様子を見ながら足す
  • 加熱が終わったら、すぐに取り出さず少し置いてから取り出す
  • 取り出すときは、顔を近づけずゆっくり動かす

なお、電子レンジは機種によって出力が違い、同じ時間でも温まり方が変わります。
最初は短めにして、お使いの機種に合う時間を見つけてください。

電気ケトルで水道水を使う場合は、カルキ抜きを待たない時短の作り方と考える

電気ケトルは、沸騰すると自動で止まります。
そのため、やかんのように沸騰を10〜15分続けることができません。

水道水をそのまま入れて沸かした場合は、カルキ抜きをしていない時短の作り方になります。
手軽さは魅力ですが、やかんで作った白湯と同じ仕上がりとは考えないほうがよいでしょう。

電気ケトルで作るなら、浄水やミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
沸騰したら止まるのを待ち、少し冷ましてから、50〜60℃前後を目安に飲みます。

ケトルの中に水を入れっぱなしにすると、においや汚れの原因になります。
使うたびに新しい水を入れるようにすると、すっきりした味の白湯になります。

白湯の飲み頃は50〜60℃で、体温より20〜30℃高い温度が目安になる

白湯の飲み頃は、50〜60℃前後です。
体温より20〜30℃ほど高い温度で、体にやさしく温まりやすい範囲といえます。

せっかく丁寧に作った白湯も、熱すぎるとやけどのもとになり、ぬるすぎると温まった実感が薄れます。
ここでは温度の感覚と、測る道具がないときの冷まし方、避けたい温度についてまとめます。

50〜60℃は口に含んでもやけどせず、すすりながら飲める温度

50〜60℃は、口に含んでも「熱い」と身構えずに済む温度です。
ふうふうと息を吹きかけなくても、少しずつすすれます。

体温は36℃前後なので、そこから20〜30℃高い温度が目安になります。
ほっとする温かさがありながら、あわてずにゆっくり飲めるのが、この温度帯のよいところです。

熱い飲み物をがぶがぶ飲むと、内臓が急に温められて落ち着きません。
すするように飲めば、のどを通る量も自然と少なくなります。

感じ方には個人差があり、同じ温度でも熱く感じる日があります。
口に入れる前に必ずひと口ぶんだけ唇につけて、熱すぎないか確かめてから飲み始めましょう。

温度計がなければ沸騰後10分ほど置いて冷ます

キッチン用の温度計がなくても、時間で見当をつけられます。
沸騰させたお湯を、マグカップなどに移して10分ほど置くと、50〜60℃前後まで下がるのが一般的な目安です。

沸騰後の経過時間 温度のイメージ 飲んでよいか
すぐ 100℃近い熱湯 飲まない
5分程度 まだ熱く、口に含みにくい もう少し待つ
10分程度 50〜60℃前後 ひと口試して確認
20分以上 ぬるく感じやすい 温め直す必要がある場合も

この時間はあくまで目安です。
気温の高い夏と寒い冬、薄い陶器のカップと厚手のマグカップでは、冷め方がかなり違います。

冬場は思ったより早く冷めますし、保温ボトルに入れた場合は温度が下がりにくくなります。
時間だけを頼りにせず、最後は自分の口で確かめる習慣をつけておくと安心です。

熱すぎる白湯は喉や食道を傷めるおそれがあるので避ける

熱すぎる白湯は、喉や食道の粘膜に負担をかけます。
沸騰直後の熱湯をそのまま飲むのは避けてください。

65℃を超える非常に熱い飲み物は、食道がんのリスク要因とされています。
白湯は体のために飲むものなので、熱さを我慢して飲んでは意味がありません。

「熱いほうが温まりそう」と考えがちですが、そこは注意が必要です。
温度は高ければよいわけではなく、50〜60℃で十分です。

小さなお子さんやご高齢の方が一緒に暮らしている場合は、うっかりこぼしてやけどしないよう、置き場所にも気をつけましょう。
体調がすぐれないときは、無理に飲まずに休むことも大切です。

白湯は冷え・便秘・むくみ・肌荒れを内側から支えるが、ダイエットは補助と考える

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白湯は、体を内側から温めるとも考えられ、冷え・便秘・むくみ・肌の乾燥といったお悩みをサポートするとも期待されている飲み物です。
ただし、飲めば何かが劇的に変わるというものではなく、ダイエットも補助的な位置づけで考えるのが現実的です。

白湯は医薬品ではないので、病気を治したり、確実にやせたりするものではありません。
毎日の生活習慣のひとつとして、無理のない範囲で取り入れてみてください。

期待できる働きを、ざっと表にまとめました。

気になること 白湯に期待できること
冷え 内臓が温まり、体のぽかぽか感をサポートする
便秘 腸の動きを促し、お通じのリズムを整える手助けになる
むくみ 水分の巡りを助け、すっきり感が期待できる
肌荒れ・乾燥 血のめぐりを支え、肌の調子を整える一助になる
ダイエット 食事や運動を続けるうえでの補助

内臓が温まると考えられ、冷えや代謝についてサポートするとも考えられている

50〜60℃ほどの白湯をゆっくり飲むと、喉から胃にかけて、じんわり温かさが広がります。
内臓が温まると、体全体の温度も上がりやすくなるとも考えられています。

体の中心部が冷えていると、手足の先まで血液が十分に届きにくくなります。
白湯で内側から温めておくと、冷えの悩みをやわらげるサポートになるとも考えられます。

また、体温が低めの状態は、体のはたらきがゆっくりになりがちだとされています。
白湯で内臓を温めておけば、代謝が落ち込みにくい状態を保つサポートが期待できます。

とはいえ、白湯だけで冷えが解消するわけではありません。
白湯は冷えの原因を取り除く特効薬ではなく、体を温める習慣のひとつと考えると、気持ちがラクになります。

腸が動きやすくなり、便秘やむくみの解消を助ける

温かい飲み物が胃腸に入ると、腸がゆるやかに刺激されるとも考えられています。
水分がしっかり届くことで、便がかたくなりすぎるのを防ぎやすくなります。

便秘がちな人は、水分不足や体の冷えが重なっていることも少なくありません。
白湯は、その両方に働きかけやすい飲み方です。

むくみについても、体の巡りがよくなると考えられることで、余分な水分がたまりにくい状態をサポートするとも考えられます。
夕方に足が重く感じる人は、日中にこまめに飲むのも一案です。

ただし、便秘が長く続く場合や、むくみが強いときは、白湯だけで済ませようとせず、早めに専門家へ相談してください。

血のめぐりがよくなり、肌のくすみや乾燥対策にもつながる

体が温まると、血のめぐりがスムーズになりやすくなります。
血流がよいと、肌へ栄養や酸素が届きやすくなり、くすみ対策のサポートが期待できます。

また、体の中の水分が足りていないと、肌も乾燥を感じやすくなります。
白湯でこまめに水分を補う習慣は、乾燥が気になる季節の心強い味方です。

体の内側を整えることは、肌荒れの対策を支える土台になります。
もちろん、白湯だけで肌の状態が変わるわけではなく、睡眠や食事のバランスも大切です。

  • 白湯は肌ケアの代わりではなく、生活習慣の一部として続ける
  • 肌の調子が気になるときは、睡眠や食事も一緒に見直す
  • 変化は人によって違うので、焦らず続けてみる

白湯だけで痩せるわけではなく、食事と運動との組み合わせが前提になる

白湯がダイエットによいと聞くことがありますが、白湯を飲むだけで体重が減ると期待するのは禁物です。
あくまで補助的な役割だと考えてください。

前の項目で触れたように、食前に飲むと満腹感が出やすく、食べすぎを防ぐ手助けになります。
体が温まって巡りがよくなれば、運動もしやすい状態になります。

つまり、白湯は食事や運動を続けやすくする、縁の下の力持ちのような存在です。
主役はあくまでバランスのよい食事と適度な運動で、白湯はそれを支える習慣と位置づけましょう。

「白湯を飲んでいるから、少しくらい食べすぎても大丈夫」という考えは、おすすめできません。
まずは1日の生活全体を整えながら、気軽に白湯を取り入れてみてください。

白湯は飲みすぎず、体調や持病に合わせて取り入れる

白湯は体にやさしい飲み物ですが、量と体調に合わせて取り入れることが大切です。
からだによいからとたくさん飲むより、自分の状態を見ながら調整するほうが長続きします。

ここでは、飲みすぎたときに起こりやすいこと、持病がある人の注意点、汗をかいた日の補い方を順番に見ていきます。

飲みすぎると体の水分バランスが崩れ、むくみやだるさにつながる

白湯を飲む量が多すぎると、体の中の水分とミネラルのバランスが崩れることがあります。
その結果、むくみやだるさ、胃のもたれを感じる場合があります。

前の項目で触れたとおり、1日の合計は700〜800ml程度が目安です。
白湯は「たくさん飲むほどよい」ものではなく、少しずつ続けることが大切だと考えてください。

次のような様子が出たときは、量が合っていないサインかもしれません。

  • お腹がちゃぷちゃぷして食事が入りにくい
  • トイレの回数が急に増えた
  • 手や顔がむくんだ感じがする
  • なんとなく体がだるく、頭が重い

こうしたときは、いったん量を減らして様子を見ましょう。
体調がすぐれない日は、無理に飲まなくても問題ありません。

腎臓や心臓に持病がある人は飲む量を医師に相談する

腎臓や心臓に持病がある人は、医師から水分の量を決められている場合があります。
そうした方が自己判断で白湯を増やすと、体に負担がかかるおそれがあります。

この記事で紹介している量は、あくまで健康な大人の目安です。
心臓病や腎臓病で水分を制限されている人、妊娠中の人は、医師の指示を最優先にしてください。

相談するときは、「白湯を朝・食前・寝る前に飲みたいが、1日にどれくらいなら大丈夫か」と具体的に聞くと話が早く進みます。
白湯も飲み物の量に含まれるので、お茶やスープとの合計で考える必要があります。

持病がなくても、薬を飲んでいる人や通院中の人は、気になる点を主治医に確認しておくと安心です。

汗を多くかいた日は白湯だけでなく塩分やミネラルも補う

夏の暑い日や運動をした日は、汗と一緒に水分だけでなく塩分やミネラルも出ていきます。
そんなときに白湯だけをたくさん飲むと、体の塩分濃度が下がって、かえってだるさが出る場合があります。

白湯は水分補給の助けにはなりますが、ミネラルはほとんど含みません。
汗をかいた日の補い方を、次の表にまとめました。

場面 補い方の目安
少し汗ばむ程度 いつもの白湯を、少しずつ飲む
たくさん汗をかいた 白湯に加えて、塩分とミネラルを含む飲み物や食べ物も取る
食事がとれていない 味噌汁やスープなど、塩分を含む汁物を足す

食事で補うなら、梅干しや味噌汁のような身近なものでも十分です。
市販のスポーツ飲料を使う場合は、成分表示を見て、飲みすぎないようにしましょう。

めまいや強いだるさ、吐き気などが続くときは、白湯でしのごうとせず、涼しい場所で休んで必要なら医療機関に相談してください。

白湯は準備の手間を減らし、味に変化をつけると続けやすい

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白湯は、準備の手間を減らして味にも変化をつけると、無理なく続けやすくなります。
体にいいとわかっていても、毎回の手間や味の単調さで途中でやめてしまう人は少なくありません。

ここでは、習慣づけのコツ、作り置きの方法、スパイスや果汁を使った味の変え方を順に見ていきます。
作り方や量の基本は前のセクションの内容をそのまま使えるので、このセクションでは続けるための工夫に絞ります。

朝の歯みがき後など決まった行動とセットにして習慣にする

白湯を続けるコツは、気合いに頼らず、いつもの行動のすぐ後ろにくっつけることです。
新しく時間をつくるより、すでにある毎日の流れに組み込むほうが忘れにくくなります。

たとえば、朝の歯みがきが終わったら白湯、というように順番を決めます。
前の晩にやかんやマグカップを出しておくと、朝は火にかけるだけで済みます。

きっかけになる行動 白湯とセットにする例
朝の歯みがき後 洗面所から戻ったらそのまま1杯
朝食の準備を始める前 食事の30分前を目安に、準備の合間にゆっくり飲む
仕事の休憩に入るとき コーヒーや紅茶の代わりに1杯
夜のくつろぎタイム 就寝の30分〜2時間前に、コップ半分〜1杯

最初から全部の場面で飲もうとしなくても大丈夫です。
まずは「朝の歯みがき後の1杯」だけを決めて、1〜2週間続けてみるくらいの気楽さがちょうどいいでしょう。

飲めなかった日があっても、翌日にまた再開すれば問題ありません。
完璧を目指さないことが、結果的に長続きにつながります。

まとめて作った白湯を保温ボトルに入れておけば日中も手軽に飲める

毎回沸かすのが面倒なら、朝にまとめて作って保温ボトルに入れておく方法があります。
日中の仕事の合間や家事の途中でも、ふたを開けて注ぐだけで飲めます。

熱いお湯を、一般的なペットボトルや薄いプラスチック容器に入れるのは避けてください。容器が変形したり、やけどをしたりするおそれがあります。
熱湯を入れられる保温ボトルを選び、使い方は商品の説明書きに従いましょう。

作り置きした白湯は、その日のうちに飲み切るようにします。
翌日に持ち越さず、毎朝新しく作るほうが安心です。

保温ボトルの中身は、思ったより熱いままの場合があります。
飲む前にひと口すすって、熱すぎないか確かめてから飲み進めてください。
量は1回150〜200ml、1日700〜800mlの目安の範囲で、少しずつ飲めば十分です。

しょうがやシナモンを加えたスパイス白湯で体をさらに温める

寒い時期や、体が冷えやすいと感じる日には、スパイスを加えた白湯が向いています。
しょうがやシナモンの香りが加わるので、味のない白湯に飽きたときの気分転換にもなります。

作り方は簡単です。
カップに白湯を注ぎ、薄切りのしょうが1〜2枚、またはシナモンパウダーをひとつまみ程度入れて、数分置きます。
チューブ入りのおろししょうがなら、耳かき1杯程度から試せば十分です。

スパイスは、必ず少量から始めてください。
刺激が強く感じられたり、胃がむかむかしたりしたときは、量を減らすか、その日はやめておきましょう。

スパイスの香りは、体を温める飲み物として昔から親しまれてきました。
ただし、飲んだからといって何かが治るわけではなく、あくまで気持ちよく続けるための味の工夫と考えるのがちょうどいい距離感です。

レモンやはちみつを少し足すと味のない白湯が苦手でも飲みやすくなる

白湯のほんのりした味気なさが苦手な人は、レモンやはちみつを少しだけ足してみてください。
レモンなら果汁を数滴、はちみつなら小さじ半分程度が目安です。

  • レモン果汁を数滴落とすと、さっぱりした香りで飲みやすくなる
  • はちみつを小さじ半分程度溶かすと、やさしい甘みで落ち着く
  • どちらも白湯が50〜60℃に冷めてから加える

はちみつは、1歳未満の乳児には与えないでください。乳児ボツリヌス症のおそれがあるためです。
家族に小さな子がいる場合は、白湯を分けるときにスプーンやカップを別にしておくと安心です。

甘みや酸味を足すぶん、入れすぎるとエネルギーの摂りすぎや口の中の酸の残りにつながります。
毎回入れるのではなく、プレーンの日と味つきの日を交互にするくらいが続けやすいでしょう。

体調がすぐれない日は、無理に白湯を飲む必要はありません。
自分のペースで、続けやすい形を見つけてみてください。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 白湯は、水を一度しっかり沸騰させてから50〜60℃前後まで冷ましたお湯のこと
  • 飲むタイミングは、朝起きてすぐが基本で、次に食事の30分前、寝る前の順で取り入れる
  • 食後すぐにたくさん飲むのと、寝る直前に飲むのは避ける
  • 寝る前は就寝の30分〜2時間前に、コップ半分〜1杯までにする
  • 量は1回150〜200ml、1日700〜800mlを目安に、時間をかけて少しずつ飲む
  • 水道水はやかんのふたを外して10〜15分沸騰させ、電気ケトルや電子レンジは注意点を守って使う
  • 飲み頃は50〜60℃で、ひと口すすって熱すぎないか確かめてから飲む
  • 冷えや便秘などのサポートが期待できるが、ダイエットはあくまで補助と考える
  • はちみつを加えるときは、1歳未満の乳児には与えない

白湯は特別な道具も材料もいらず、水とお湯を沸かす手間だけで始められる習慣です。
まずは朝起きてすぐの1杯から試してみると、無理なく続けやすいと考える人もいます。

慣れてきたら、食事の30分前や寝る前にも取り入れてみてください。
ただし、食後すぐや寝る直前にたくさん飲むのは避け、1回150〜200mlを目安に少しずつ味わうのがおすすめです。

作るときは、火のそばを離れないこと、熱すぎないか飲む前に確かめることを忘れないようにしましょう。
電子レンジで温めるときは、耐熱のマグカップを使い、加熱後は少し置いてから取り出してください。
作り置きをする場合は保温ボトルを使い、その日のうちに飲み切ると安心です。

白湯は医薬品ではなく、飲めば何かが治るというものではありません。
体調がすぐれない日は無理をせず、心臓や腎臓の持病がある人、水分を制限されている人、妊娠中の人は、医師の指示を優先してください。

毎日のちょっとした一息として、自分のペースで白湯を楽しんでみてください。
歯みがき後など決まった行動とセットにすれば、気負わず続けられるはずです。

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